教育の理想を求めて

何を優先すべきか。



その場をとりなす事を優先するか、間違いを正す事を優先するか、己の面子を優先するか、信念を優先するか、その人の生き様が試される。
優先順位を間違うと取り返しのつかない過ちを犯す。

何を優先すべきは、環境、状況、其々の立ち位置によって決まる。相対的な事である。
絶対的基準があるわけではない。

だからこそ、その人その人の実力が問われるのである。
適切な状況判断が出来なければ、何を優先すべきかを過つ。

その場を取り持つ事が悪いというのではない。相手の非を正す事が過ちなのではない。面子を重んじなければならない時もある。志に殉じる場もある。
しかし、それは、その人その人の、時と場合と立場によって変わる。

だからこそ、自分の立ち位置、役割を常に、念頭に置く必要がある。


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