教育の理想を求めて

会議の心得


会議を始める前に前提条件を確認しないと会議は成立しない。
前提条件は、先ず、前回の会議の決議事項、本会までにやっておく事になっている事象、そして、本会の目的と方針、そして、ゴール(落としどころ)。
よく会議、打ち合わせをする前に落としどころをハッキリさせておけよ。決めておけよと言われたものである。
前提条件の確認は、主催者、議長だけに任せるのではなく、出席者全員が声を掛け合う。その為には、前回の議事録が重要となる。
故に、議事録の必須項目は、次回に確認する事項、即ち、日時、場所、責任者、出席者、事務局、式次第、議題、そして、決議事項、次回までにやっておく事と担当、結果と成果物の確認、爾後の方針、会議の結果の報告先等である。
また、おのおのの役割分担を予め明確にする。
そして、出席者は速やかに議事録の確認をする。できれば会議終了直前、あるいは、終了直後に書記より確認。議事録の確認は、議事録に基づいて仕事の段取りをするのが目的。特に、やってくる事、準備する事、担当の確認が重要となる。
議事録の確認は、相互確認、全員の連帯責任になるから、議事録には、サイン、あるいは捺印を押す。
会議の最後には、次回の開催予定、日時、場所、責任者、出席者、議題の確認(必須事項)を必ずする。故に、やむおえない場合を除いて議長以外の人間、第三者を書記とする。書記は、議事内容とかかわりのない者の方がいい。

何を成果物とするか。成果物は、即物的な事で、観念的な事ではないからな。

システムは、ドキュメントの塊のようなもの。システム化された部分は、自動的にドキュメントされる。問題は、システム化されていない部分。まめにドキュメントをとらないとシステムとの整合性が保てなくなる。

記憶に頼るのではなく。記録を頼る。

例えば、打ち合わせた内容や会議の結果、指示した事の確認をメールですれば、自動的にドキュメント化される。


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