教育の理想を求めて
リーダーシップで大切なのはセンスである。
リーダシップで大切なのは、センスなのである。
リーダーと言うのは、理屈だけで動いているわけではない。リーダーは、論理や理屈で決断しているわけでももない。あるところまでは、論理的に判断したとしても最終的には、感情によって決めるのである。
決断と言うのは、あくまでも主観的、主体的な事である。
醒めていたら決断なんてできやしない。
だから、機械には決断はできないのである。
決断と言うのは、自然になるものではなく、することなのである。
だから、最終的判断は、センスの問題であって是非善悪の問題ではない。
品があるとか、ないとか、綺麗、汚いとか、野暮という事はあってもこれが絶対に正しいという事はない。だから難しいのである。それを間違ってはならない。
最近人工知能が話題になるが、問題は、人工知能が同センスを介するかの問題なのであって、単純に情報処理能力に優れているといった事ではない。
管理もセンスの問題である。どうやってチームをまとめ、どんなチームにし、どの様にチームを制御するのか。それはセンスの問題である。
管理だの意思決定の基本は、ファッションである。
ファッションの問題だから、妥協できないし、自己主張も必要となる。
お前センスが悪いなんて言われて黙って引き下がる事はできない。
今の人達の悪いところは、お仕着せの判断をしている事である。お仕着せでは、リーダーシップを発揮する事はできない。自分がないからである。
お仕着せの服をセンスがないと言われても腹も立たない。なぜならば自分で選んで、自分で決めた服ではないからである。
それでは自分なりの組み立てもできないし、責任も取れない。自分が決めた服ではないからである。
腹も立たない。
人事、他人事だからである。
人は、客観的、論理的、理性的に意思決定なんてしない。
直観的、感情的に決断するのである。
どこから切り込むのか、切り口はどこか、どこから着手するのか、それはセンスの問題なのである。
何かをしようとしていざ会議を開いてみても、自分が何を言いたいのか。何をしたのか。どうしたらいいのかわからない。
人を動かしたくても何を指示して何をやったらいいのかわからない。そんな人間ばかりが増えてしまった。
単刀直入にいえばいい。
会議と言ってもただ開けばいいというのではない。
意味もなく集まって、目的もなく話して、何の結論も出ないのではただの暇つぶしに過ぎない。
要は、何が言いたいのか。何がしたいのか。どうしたいのかをはっきりさせろという事である。
だからセンスの問題なのである。
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