教   育
教育の理想を求めて

自分を変えようと思うなら


考え方が偏狭だったり、歪んでいたりする者が結構いる。
ものの考え方が歪んでいたり、偏ったり、偏狭だったりする物の中には、ある程度自覚していて自分の物の考え方を改めたいと思っている者が結構いる。
自分の性格や考え方が災いして、人とうまく付き合おなかったり、コミュニケーションが取れない者がいる。付き合いができないくらいならいいが、社会に順応できずに苦しんでいる者もいる。
自分を変えないと周囲とうまくいかなくなったりして自分を変えようとして見なかなか変えられるものではない。

簡単な事も決められず、物事を順序立てて考えたり、頭の中が整理がつかずに困っている者もいる。
決断力を付けたり、問題の解決能力をつけるために必須なのは、論理力である。つまり、考える能力であり、それを準備している論理の力である。その論理、つまり、思考過程に問題があると集団行動にも支障をきたす。
最近、常識だの基本が成ってない人が増えている。

人格面から見ても考えている事と、言っている事と、やっている事を統一する必要がある。そうしないと人格がばらばらに解体してしまう。

考え方を変えると言っても簡単ではない。考え方というのは、その人の価値観や人格に基づいているからである。

自分の悪いところ、短所欠点をなおしたいと思ったら、意識して治せるところから治せ。それが原則である。
意識して治せるのは目に見える形があるところ、次に目には見えないけど形があるところ、最後に形がないところ。
だから形からは入れということになる。

目に見えるところとは行動である。目に見えないけれど形があるのは、言動である。形のない世界とは、行動規範である。

人には、得体のしれない部分と目に見えない部分と目に見える部分がある。
人には、形として表せない処と、目に見えない形でしか表せない処と目に見える形として表せる処がある。

考え方や性格を変えようというのは難しい。思考方法に問題があると言っても簡単には変えられない。まず、自分の行動を変える事である。

行動パターンを変えない限り考え方は変わらない。
特にみせかけの行動は、考え方を歪める。わかったふり、やっているふりをしていると自分すら騙される。
考えていること、言っている事、やっている事を一致させるためには、まずふりをやめて、基本動作を身に付ける。指示されたら指示されたことをまず、なにかに書き出し、それを確認した上自分がやることに置き換える。まずそれだけに集中しろ。

例えばノートのつけ方である。ノートの付け方を間違うと考えをうまく整理できなくなる。
勉強などでもただノートを意味もなくつけている人がよくいる。
それはとても危険な事である。
なぜノートをとるのか、それをしっかりと理解しておくことである。
大原や鈴木は意識して自分の形を変えただから凄い。良知は形はあるんだけど融通がきかない。だから苦しんでいる。でも型にはまった時は、力を発揮する。だったら自分の形を大切にしながら応用がきくようにすればいい。
北川や川口、飯田は基本ができていない。だから自分の実力が発揮できない。

考え方を改めようとしたらやり方を変えないと改まらないよ。

意識して自分の形を変えられる者は、自分の形を変えられたら成長は早い。
自分の形を持っていても融通の利かない者は、形はあるんだけど融通がきかない。だから苦しんでいる。でも型にはまった時は、力を発揮する。だったら自分の形を大切にしながら応用がきくようにすればいい。
基本ができていない者は、自分の実力が発揮できない。

自分の形を持っていても応用ではない者もいる。そういう者の多くは、自分の形を持っているけど形が強くて型にはまらない仕事にぶつかるとどうしていいかわからなくなるんだよ。
自分の形を壊すと人格にまで影響が及ぶから、自分の形を守りながら、自分の方への導入部分を作ることしかないよ。
それが指示を受けてから仕事に結びつけるまでの形だよ。

論理とは形式である。形式を軽んじていると論理的思考ができなくなる。ただ、直感や感情に流されてしまう。
論理が形式だというのを表しているのが数学である。数学的論理で重要なのは、形である。
形式を反体制、反権力、反権威主義者は否定してしまった。というよりも学校教育の中から形式を排除してしまおうとしている。それは、学校から規律を奪い、無軌道な無秩序な世界にしてしまおうとする陰謀である。

日本人は余程注意する必要がある。


                content         

ページの著作権は全て制作者の小谷野敬一郎に属しますので、 一切の無断転載を禁じます。
The Copyright of these webpages including all the tables, figures and pictures belongs the author, Keiichirou Koyano.Don't reproduce any copyright withiout permission of the author.Thanks.

Copyright(C) 2015.8.29 Keiichirou Koyano