教育の理想を求めて
何事にも始まりと終わりがある。
何事にも始まりと終わりがある。
なんとなく始まって、いつ果てるかもしれない仕事は苦痛でしかない。
終わらないのである。
目処さえ立たない。
最近の学校は、それがいい、それが正しいと教える。
だから、何をやっても、やらせても、いつまでたってダラダラと締りがない。
馴れない道を、道筋をはっきりさせない、地図も書かないで行き先も確認せずに車を運転しているようなものである。
次を意識して閉める。故に、次を意識して事前の打ち合わせるからその時、決断する事が出来るのである。後先を考えずに仕事をしていたらすぐに行き詰ってしまう。
次を意識しなければ落とし処も見つからなくなる。
仕事は、流れを意識してやるものなのである。
基本的に仕事は組織的に行う。だから、仕事の後先がわからなければ仕事をつなぐことはできない。
仕事には、前処理があり、後処理がある。
仕事には、前後、後先がある。
仕事には、開始作業があり、終了作業がある。
仕事は、いきなり本業を始めるわけにはいかないし、前触れもなく中断したり、突然止めるわけにもいかない。
車は急には止まれないのである。
そして、作業の始点と終点を明確にするから作業を組み合わせ、段取りをとる事が出来る。また、指示を出し、組織化する事が出来る。
始まりと終わりが明らかでなければ、仕事の算段ができないのである。また、一人ひとりの仕事の量や能力を計る事もできない。
だいたい、けじめがなくなるのである。
逆の事を学校でしつけるなんて最低である。だから教育にもけじめがなくなる。
始点と終点が明らかでないと仕事をしまう事もできない。つまり、エンドレスになってしまう。
どこの国でも、始まりと終わりは、ハッキリさせるものである。境界線が定まらないからである。
有終の美という言葉がある。
終わり良ければ総て良しという事も言う。
竜頭蛇尾とも…。
何事も始めればいいという訳ではない。
始めるのは簡単だが終うのは難しい。
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