教育の理想を求めて
経営者とは
経営者の評価は、自分より優秀な部下をどれくらい多く集められるかによって決まる。なぜなら、組織は、自分の限界を前提として成り立っているからである。
自分が一番優秀だなんて自慢している経営者は、自分の無能さを誇っているようなものである。
完璧な人はいない。完璧なのは神のみである。自分が過ちを起こさないなんて思いあがるのは、自分を神とすることである。しかし、人の人生には限りがあるのである。しかも、人は負い衰える。今、完璧にできたと思っても次の瞬間には、同じことはできないのである。
人を過ちを犯す。大切なのは、過ちを犯した時、速やかに自分の過ちを認め、改める事である。それを心がければ、人はいつでも向上する事ができる。それが人の可能性である。
なぜ予算を徹底するのか。
利益を上げる事でも、金を儲ける事でも、目標を達成する事でもない。利益を上げたり、金儲ける事も、目標を達成する事も大切ではないというのではない。しかし、利益も金儲けも目標も手段であって目標ではない。
予算を徹底する目的は、生きるという事である。どんな困難な事に遭遇しても、挫折や失敗をして希望を見失ったとしても生きる、生き抜くんだという強い意志を持たせることが先生の役割なのである。生きにくい世の中をいかに生き抜くかその術を学ばせるのが先生の役割なのである。
我々は、これから、幾多のと困難な事に出会うと思う。前途は多難である。しかし、それを生き抜いてここにまた参集し、お互いの絆を確かめるよう…。
我々は、防災訓練をする。それは、人に言われたとか、決められているからとか、責任を問われないようにする為ではない。
ここにいる社員一人一人を守るために訓練をするのだ。
支店長は、会社が訓練しろと言われたから訓練するのではないという事を肝に銘じておいてほしい。
支店長は、いざ惨禍に見舞われた時、自分の責任によって決断しなければならなくなる。本社と連絡取れなくなることもありうる。その時は、自分の判断をもって指示しなければならない。また、自分自身が駆けつけられない場合もありうる。その時は、自分がいなくとも適切な判断行動ができるように予め示し合わせておく必要がある。
その時に、決断できなくなれば、自分も、自分の部下も、自分のお客様も守れなくなる。
いざという時は、自分の部下も、自分の家族も、部下の家族も支店には何させ、逆に支店が危ないとなれば、新たな拠点を設定してそこに自分の部下を避難させなければならない。
迷うことは許されない。自分の一存で皆を守り切らなければならない。
そのために防災訓練をするのである。
私は、自らのために謀らずという信念がある。
自分のために計画戦略を練る事は、必ず私情、私欲が生じる。だからこそ少なくとも世のため人のために謀を立てるのである。
それが自分のためでもある。
人は弱い者である。
恐れるべきものは自分である。
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