負け犬になるな


負け犬になるな


先ず、日本人が払拭しなければならないことは、この国に横溢していた負け犬根性だ。
戦後日本は豊かになった。
しかし、まだ日本人から負け犬根性が抜けきっていないと思う。

時代は、変わった。
これから変わるというのではなくて、すでに時代は変わった。
すでに、負け組と勝ち組がはっきりと分かれ始めた。
勝ち組に入るか、負け組に入るかは、ひとりひとりの生き方が決めることだ。

何をもって勝ち組というのか。
金を儲けることなのか。
出世して偉くなることなのか。
有名になることなのか。

俺は違うと思う。
勝者とは、成功者とは、幸せになることである。
ああ生きていて良かったと言えるような人生を送ること。
それが、人生の勝者になること。そのためには、自分達が変わらなければ。

オリンピックにメダルを取ったり、ワールドカップで勝つことだけが勝つ事ではないよ。
一人一人、自分の人生がある。どんな生き方をするか、それによってこそ本当の勝者が決まる。

何が我々を負け組に追いやるのか。
それは、なんて俺は駄目な人間だ。
どうせやったって駄目さ。
俺は、この程度の生き方で良いんだと諦めることだ。
諦めたらお終いさ。だって自分は駄目だって納得するだけだから。

おれはなんて駄目な人間だと決めつけることは簡単だし楽だよ。
しかし、そのとき負け犬になるんだ。
自分が惨めになるだけだ。良い事なんて何もないし、希望もなくなる。
それは自分だけの問題ではない。
それで惨めな思いをするのは、自分の親や子供、仲間達だ。
俺たちには、仲間がいるんだ。
それを忘れないで欲しい。
俺なんてなんて思い込むのは勝手だが、それは、仲間を侮辱することにもなる。

これで良い。どうせ俺なんて。
適当にやればいいといった安易な気持ちを捨てることだ。
楽したいという自分に勝つ事だ。

確かに、内の会社にエリートなんてきやしない。
どこかで挫折し、劣等感の塊になっている連中ばかりだ。
我が社は、大企業でも、上場企業でもない。
だからなんなんだというのだ。
いや、だからこそ夢が見れるんじゃないか。
自分達の手で変えられるんじゃないか。
優秀な連中ばかり集まったんではつまらないよ。
それこそ欠点だらけの人間だからドラマになる。
勝って当たり前の人間じゃあ詰まらないじゃないか。

何が、負け犬にするのか。
それは心だ。

自分に言い訳をするのはやめよう。
自分で駄目な人間だなんて認めたら救いがない。
皆、納得するだけだよ。
できない理由、やらない理由なんていくらでもある。
自分の欠点や短所だってあげればきりがない。

やってみて、ああやっぱり駄目だったなんて生き方はやめようよ。
常に、挑戦し続けるしかないんだ。

自分達の人生は自分達で決めるんだ。
それを自由というのだ。
自由になれないとしたら、それは自分の心に原因があるんだ。

学歴だの、家柄だのなんてどうだって良いじゃないか。
そんなものくそ食らえだ。
大切なのは、自分がどんな生き方をするかだ。
これからではないか。
他人がどうあろうと、自分のことは自分で決めろ。
自分の人生なんだ。
人のことをうらやんだところで何にもならない。

自分に誇りが持ちたいなら、自分が誇りを持てるような会社にしろ。
会社の内容は、会社の大小で決まるわけではない。
社員一人一人の心意気が決めるものだ。
自分の人生の責任を持つように、自分の会社や仕事にも責任を持つべきだ。

自分の怠慢を人の性にするのはやめよう。
誰に向かって言い訳をしているんだ。
所詮言い訳なんて自分にしているんだ。
自分に言い訳をしたところで仕方ないじゃないか。

できない理由ややらない理由を挙げたところで道が開けるわけではない。

戦うのだ。戦って、戦って栄光を自分達の手で勝ち取るのだ。
君たちの人生なんだよ。

これからの時代は君たちのものだ。
君たちが責任を持って切り開いていくしかないんだ。
君たちは、これからなんだ。
前に向かって生きようよ。
ここにいる仲間達とともに。




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